第3回講師は、小亀さおりさんです。
千葉市観光プロモーション課に所属しており、マレーシアをターゲットとしたムスリムインバウンドを担当しておられます。
講義内容は、国としてのインバウンド施策において、2020年度のインバウンド目標4000万人という目標に対して、千葉が何をできるのか、ということ。
バックデータから、インバウンドの数は増えているのに、なぜ千葉で外国人を見かけないのか、TDLの力、東京に近い千葉のデメリット、千葉の南側へ足を延ばしてもらうにはどうすればいいのか、ということを、講義を交えつつ話し合いが展開されました。
実際にわたしたちが暮らす千葉という足元を見れば、いろいろな魅力がある。それをどう活用し宣伝していくか、道のりは長いですが、それぞれが意見を展開させ、自由闊達な場となりました。
キーは、発信される千葉の魅力や内容を展開させるべき、ひとり一人の個人が行動すること。日本人から見た目で街並みを考えるのではなく、来て頂いた外国人たちがストレスを感じないよう工夫し改善していくこと。眼が覚める講義でした。